ブログ|熊本市東区で歯科・歯医者をお探しの方は【くらた歯科クリニック】まで

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お知らせBlog

熊本県はむし歯が多い!?

2023年7月29日

熊本はむし歯が多い!?

 

こんにちは!
本日はデータから見る歯科ということで、興味深いものがあったのでお話しします。

最近は予防歯科が充実してきていますが、厚生労働省の調査によると1歳6ヶ月の歯科検診でむし歯がある子供の割合が1.76%と熊本県が全国でワースト1位だったということです。全国平均は0.99%なので大きく上回っていることがわかります。

また3歳児のむし歯有病者率も、全国平均の11・90%に対して県内は18・91%。こちらはワースト3位だったとのことです。
これはとてもショッキングな数字ですね(>_<)

 

熊本県内でも、1歳6カ月のむし歯有病者率が0%という市町村は14ありますが、26市町村が全国平均よりも虫歯有病者率が高く、特に熊本市は2・26%と全国の政令市でワースト1とのことです。

原因はなんでしょうか…
やはりおかしの食べすぎや、親の仕上げ磨きの不足などもあるかと思います。
しかし、意識の低さというものがあるのかもしれませんね。

 

むし歯が1人当たり0.3本の新潟県では、1970年以降、フッ素を使ったうがいを学校で始めています。また法律で口腔内のチェックが義務付けられた1歳6カ月よりも前に「歯科検診」を独自に設け、希望者へのフッ素塗布を取り入れていたり、保育所や学校での歯科検診の際に、「虫歯になる可能性がある歯」を見つけ、予防的に歯科医院に行くようにすすめる紙を渡しているということです。他にも、全国初の歯に関する条例「歯科保健推進条例」を制定し、歯に対する知識の啓発運動を行なっているということです。

 

熊本県でも阿蘇市の旧波野村地域で、フッ化物洗口が平成7年から保育所で、平成9年からは小中学校で開始され、その結果永久歯の一人平均むし歯数が小学生で2.47本が0.85本に中学生で4.34本が1.38本に減りました。

また平成 26 年度末のフッ化物洗口実施率(熊本市を除く) は、保育所・幼稚園が 69.9%、 小中学校が 70.5%となっており、多くの学校などで実施されています。

 

他にも、熊本市でも去年より口腔保健センターを設置し、歯科に関する知識の普及啓発を進めています!

①妊婦歯科検診の受診勧告の強化
妊婦歯科検診の受診率の向上させ、早い段階で歯科への意識を向けます。

②妊娠期からの保健指導の充実
こどものむし歯予防に関する意識の向上を狙います。

③リーフレットの配布先、設置場所の拡充
幅広い世代への歯科保健情報の提供をします。

④歯科検診とフッ化物塗布の充実
永久歯までの切れ目ない検診とフッ化物塗布を目標とします。

⑤フッ化物洗口の実施に向けたアプローチ
フッ化物洗口の勧奨強化を計ります。
この取り組みを中心に行っていくとのことです。

 

それに伴い今年度より、始まった取り組みがあります!むし歯菌に感染しやすい1~3歳児を対象に、予防に有効なフッ素を継続して塗布してもらうための無料クーポン券が始まりました⭐︎
くらた歯科でも使えますので、検診とフッ素塗布の来院お待ちしてます♪
フッ素を活用してご家族みんなでむし歯を予防しましょう!

【セレックシステム導入】しました!

2023年7月22日

こんにちは!
本日は少し角度を変えて歯科の機械についてご紹介したいと思います。

 

セレックシステムという聞きなれない方が多いと思いますが、すばらしい機械なのでご紹介します♪
セレックシステムとはドイツ製のコンピューターシステムによって歯の修復設計、製作するCAD/CAMシステムです。

 

歯医者と聞くと、音や匂い、痛みなどが連想され苦手な方も少なくないかと思います。その中の一つに型取りというのもあるかもしれません(>_<)
むし歯など、治療して最終的に補綴物と言われる被せ物を作る際、必須となるのが型取りです。
寒天など海藻から作られているもの、シリコンで作られてるものなどありますが、粘着質な材料が口の中で固まるのを待ち、それを取り出して、石膏を流し被せ物を作っていきます。
数分口の中で固まるのを待たねばいけないため、苦手な方が多いのも頷けますね。

 

セレックシステムでは、この型取りをせずに口の中を3D光学カメラでスキャンし、モニター上で口の中を再現します。
そのデータを元に歯を設計し、セラミックブロックを削ります。
コンピューターを使って削りますので精度に優れた被せ物ができるということです♪

簡単にセレックの良いところをまとめてみます。

 

①短時間で治療が可能
被せ物の作製を依頼しなくていいので最短翌日に被せ物が入ることが可能です!

 

② 精度が高い
コンピューター管理のもと精度が高いものができます。その為、歪みも少ないです。また歯とセラミックを接着剤で固定するため歯とセラミックの隙間がないことでむし歯のリスクも減らすことができます。

 

③強度がある
ブロック状のものを削りだすため、従来のものより倍近い強度があります。

 

④金属を使用しない
金属アレルギーがある方も安心して装着することができます。

 

⑤変色が少ない
保険治療で使われる材料である白いプラスチックに比べて色が変わりにくいです。

 

⑥低価格
従来は歯科技工士さんに作製を依頼していましたが、院内のコンピューターで作製することで費用を抑えることができます。

 

⑦ 清潔に保てる
歯垢がつきにくい材質です。ご自身の歯と同じように磨いていただければ清潔を保てます!

では反対に気になる点もみてみましょう。

①強い力で割れる可能性
他の被せ物でも言えますが、強い力が加わると割れることもあります。

 

②適応できない症例もあります
ブリッジなど口の状態によっては適応でないものもあります。

 

③歯の削る量が若干多い
土台の歯の削る量は被せ物によって若干の差があります。

 

すべてお口の状態によって、当てはまるまたは当てはまらない方もいらっしゃいますので確認されてみてくださいね!

 

セレックシステムを使った治療だけに限りませんが、被せ物をいい状態で長く使うためには治療後のケアが大切です!毎日の丁寧な歯磨きなどのセルフケア、また定期的に歯医者に通いチェックしてもらうプロケアも大事になってきます!前回予防歯科について書いてますので、ぜひご一読くださいね⭐︎

 

今後選択肢としてますます増えてくるであろうセレックシステム!くらた歯科クリニックでも導入済みです!ご興味のある方、適応であるのか治療完了までの期間など気になる方はスタッフまでお問い合わせください♪

予防歯科の重要性!

2023年7月15日

こんにちは(^^)
本日は予防歯科の重要性についてお話ししていきます!

 

予防歯科という言葉をご存知ですか?

最近よく耳にされる方もいらっしゃるかと思います!

 

予防歯科というのはむし歯や歯周病など、治療が必要になる状態の前に歯医者で定期的に管理をして予防を大切にしていくことです☆
歯とお口の健康を守るためにも、歯医者でのプロフェッショナルケアと歯科医、歯科衛生士からの指導に基づきご自身で行うセルフケアを実践し、毎日のセルフケアを充実させお口の健康を保っていきましょう☆

 

【予防歯科のメリット】

①歯の維持
予防歯科を大事にする上でもっともいいことは歯を削らずに済むということです。
歯は削ってしまうともう元に戻ることがありません。歯科治療も技術が進み、より良い医療になっていますが、元々ある歯にかなうものはありません!一度治療した歯が、数年後にまたむし歯になってしまった…というのは多くの方にご経験があるのではないでしょうか。

 

②むし歯、歯周病の早期発見・予防
痛くなってから治療に入るとどうしても痛みがつきます。定期的に歯医者に通うことで痛む前にむし歯を発見できたり、歯周病の初期段階で治療に入ることができ、そのため歯科治療の痛みに苦しむことも減ります。

 

③清潔なお口の維持
歯垢(プラーク)は歯ブラシで除去することができますが歯石は除去することができません。そのため歯医者での歯石除去が必須です。また歯の表面には目に見えないバイオフィルム(細菌が形成したヌルヌルとした膜)というものが付着しています。クリーニングでバイオフィルムを落とすことで汚れが付きにくくなるというメリットもあります。

 

④全身の病気予防
特に歯周病は様々な全身の病気と関連していることが報告されています。
代表的なものは糖尿病です。糖尿病による免疫機能の低下から感染しやすい状態になることで歯周病の炎症が進み歯周病が悪化します。また糖尿病の患者さんに歯周病の治療を行うと血糖の値が改善されることがわかっています。
また高齢者に多い誤嚥性肺炎もお口のケアをすることでリスクを減らすことができます。
また歯周病は、心疾患や慢性腎臓病、呼吸器疾患、骨粗鬆症、関節リウマチ、悪性新生物(がん)、早産・低体重児出産など、さまざまな全身疾患と関連していることが報告されています。

 

口の中の細菌の数をできるだけ減少させ、常に清潔なお口の環境を整えることがとても重要になってきます。
関連が確実でないものもありますが、口腔の健康を維持することは、全身の健康維持にとても重要ですね!

予防歯科ではお口の清潔の維持が鍵になってきます!

 

そのため、歯科医院で行うプロケアとご自身で行うセルフケアが大事なポイントとなります。プロケアでは何をするのか、またセルフケアのポイントもお伝えします!

 

【プロフェッショナルケア】

 

①歯周病検査
歯周病の検査はプローブと呼ばれる器具を使って歯と歯ぐきの境目の溝の深さ(歯周ポケット)を調べていきます。
健康な歯ぐきのであれば歯周ポケットは1〜3㎜であり歯周病の歯ぐきであれば4㎜以上となり歯を支えている歯槽骨という骨が吸収され溶けてしまいポケットは深くなります。

 

②歯石除去
歯石は細菌の住み家となるため、専用の器具、機械を使って取り除いていきます。
また歯石は毎日少しずつ残っているプラークが固くなったものなので、定期的に除去する必要があります。

 

③PMTC
専用の機械、機材をつかって歯と歯の間や、歯周ポケットの中などご自身ではケアができないところをクリーニングします。
歯の着色や表面の凹凸をツルツルに磨くので汚れがつきにくくなります♪

 

④ブラッシング指導
お口の状態を確認した上で、磨けてない部位や、磨きにくい部位を患者さんにお伝えし、それぞれにあった道具や磨き方をお伝えします。
歯並びやお口の状態は一人一人違うので、個々にあった磨き方できれいなお口を維持できるといいですね!

 

【セルフケアのポイント】

 

①歯垢(プラーク)を落とす
プラークは歯の表面につく白色または黄白色のネバネバとした付着物です。1mgのプラークの中に細菌が約2〜3億個いると言われています。
このプラークはむし歯、歯周病、口臭の原因となります。ではこのプラークを取り除くにはどうすればいいでしょうか。
食後口をゆすいだから歯磨きしなくて大丈夫と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このプラークはうがいでは取り除くことができません。
しっかり歯ブラシを使って磨くことが大事です。
プラークは唾液の流れが悪い場所で増殖するため、特に奥歯の噛み合わせ、歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目に注意して磨きましょう。
また歯間ブラシを使用するとさらにプラーク除去率が1.5倍もあがります。様々なタイプがあるので使いやすいものを使っていただけるといいですね!

 

②細菌を増やさない
先程記述したとおり、お口の中で細菌が増殖するとプラークがつくられます。その細菌が増える時間帯は唾液の分泌が低下する就寝中に特に菌が増殖します。そのため、就寝前の歯磨きは一層気をつけていただきたいということと、殺菌効果のあるデンタルリンスなどを使用していただくと、とてもいいですね。

 

③フッ素を活用する
フッ素はむし歯予防にとても効果的です。
歯の質を強化することができ、酸によって弱ったエナメル質の修復を促進することができます。
手軽に使用できるフッ素入りハミガキ剤をできるだけ長く口の中に存在させることでフッ素の効果を得ることができます。
そのためにハミガキ剤は適量使用すること、歯磨き後のすすぎを少量の水で短時間で済ませることがポイントになります。

 

くらた歯科クリニックでは定期的な検診をおすすめしています。歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどの指導もしておりますのでわからないことはお気軽にお声掛けください!
一緒にお口の健康を維持していきましょう⭐︎

矯正治療のメリット、デメリット

2023年7月5日

矯正治療のいいところ、また皆さんが気になるところ両方の面から矯正についてお話ししていきます。

♪矯正で得られるいいところ♪
【口元が綺麗になる】
口元にコンプレックスを持ってる人は多いのではないでしょうか。歯並びが綺麗になることで歯並びだけでなく顔の印象も変わります。
人前で口を開けて笑えなかったり、表情に自信がもてなかったりという口元のコンプレックスが解消されると、口元の印象が変わり自然と笑顔になれます!

【咀嚼機能の向上】
噛み合わせが改善されることで、よく噛めるようになります。
また部分的にかかっていた過剰な力がなくなり、全体で噛めることが出来ます。そのため歯や歯ぐきの負担も軽減し、歯が健康に残る可能性が高くなります。自分の歯で一生涯お食事を楽しむことが理想ですね!
その中でも噛むことはとっても大事です!

噛めることで…
①ゆっくりよく噛むことで肥満防止になります。
②消化を助け、食べ過ぎを防ぐことで胃腸の働きを活発にします。
③よく噛むと唾液がたくさん出ます。唾液には食べ物のカスや細菌を洗い流す自浄作用というものがあり、虫歯や歯周病の予防に繋がります。

【虫歯、歯周病のリスクが減る】
歯並びがよくなることで、歯磨きもしやすくなりお手入れがしやすくなります。
また歯医者にいく回数も増えるため、歯磨き指導があることで歯磨きに対する意識も高まり、フロスや歯間ブラシなど口の中のケア習慣が身につきます。
【発音が明瞭になる】
舌が動かしやすくなり発音がわかりやすくなります。また滑舌もよくなることでコミュニケーションが良好になります!

 

♪ココ気になる!矯正のアレコレ♪
【矯正装置の違和感】
お口の中に装置が入るため、話しにくさなどの違和感が生じます。また、装置やワイヤーがあることで歯磨きがしづらいため、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどを使用したお掃除が重要になります。

【口の中の痛み】
矯正装置により歯茎、舌、頬、唇に擦り傷や、痛みが生じることがあります。
また咬合状態により不快感や、顎関節、周りの筋肉などに痛みが生じたり、歯が移動することに対する痛みが生じることがあります。
痛みは一過性のものが多く、少しずつ落ち着いてきます。また装置を調整することで改善することもあるのでご相談ください!
【歯や歯ぐきにダメージをうける可能性がある】

歯を動かすことで歯の根が短くなる歯根吸収が起こりうることがありますが歯の寿命に影響を与えることはほとんどありません。また歯ぐきが下がり歯が長く見えるような状態が起こることもありますが、見た目に影響を及ぼしたり歯周病にかかりやすくなるなどは少ないケースです。

【期間、費用がかかる】
期間は後戻りをふせぐ装置も含めて個人差はありますが2年から3年かかります。
矯正治療は一般的に歯並びの見た目を整える審美目的が主なため自由診療となり高額となりますが、公的医療機関が適応できるケースや、医療費控除が適用されるケースもあるので、確認されてみてください!

このようにいいところ、気になる点もありますが、会食や対面でのお仕事などが増えてきた今、美しく健康な口元を手に入れてみてはいかがでしょうか。
無料の矯正診断行っています!何か気になることがありましたらお気軽にご相談ください♪

 
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