お知らせBlog
口臭について
2023年8月26日
こんにちは(^ ^)
みなさんが気になるお口のトラブルは何でしょうか。一度は気になったことがあるものが口臭ではないでしょうか。
自分の口臭が気になった経験がある人は80.6%に上り、女性85.3%、男性76.2%と男女ともに自分の口臭を気にしていることがわかります!
また年代別でみると、女性は30代、40代が最も高いです。男性は10代が最も高く、その後20代、30代で低下していきます。つまり10代は男女とも口臭を意識し、それ以降女性は年代の上昇とともに気になる度合いが高まるのに対し、逆に男性は気になる度合いが低下し、30代が男女の意識に最も差がある世代であることがわかりました。
また自分の口臭を他人から指摘されたことがある人は約40%に上り、男性の方が女性より多いという結果が得られました。この理由として男性は女性に比べて口臭に対する意識が低いと考えられることや、女性の口臭は他人から指摘しづらいということもあるかもしれません。
口臭の原因として歯周病やむし歯、歯の破折、口の中の清掃不良などが考えられます。一般的に口臭の80%以上は口の内に原因があるといわれています。
この臭いの発生源は歯の周りの汚れ(プラーク)と舌表面の汚れの舌苔があることによると考えられています。このため口臭を防ぐ対策として、適切な歯磨きに加えて舌苔を取り除くお口のケアが大事になってきます!
舌苔は薄くついている程度であれば大きな問題ありませんが、厚くついている場合は細菌の温床となり口臭が発生しやすくなります。
舌苔が溜まる主な原因は、
❶口の中が不衛生な状態であること(誤った歯磨き方法、口の中のケア不足など)
❷唾液の分泌量が低下している(加齢・ストレスや緊張による自律神経のバランスの変化・口呼吸・薬の副作用・水分不足など)と二つあります。
まずはしっかりお口のケアをしてみましょう。
唾液の分泌に関して、フレイルの記事でご紹介したお口の体操や、唾液腺マッサージを取り入れてみてください⭐︎
また舌苔はうがいで取り除くことができないため、歯ブラシや専用の舌ブラシなどで舌を清掃すると除去できます!
やり方は
①舌の奥から手前にブラシを軽い力で動かす。
これのみです!
ポイントとしてはこのときに力を入れすぎると、舌の粘膜や味を感じる味蕾を傷つけてしまうことがあるため、軽くブラッシングすることです。
力が強かったり何度も繰り返して、舌の表面が傷つくと炎症を起こして粘膜が剥がれ落ちたり、細菌のエサが増えて口臭を悪化させたりする場合があるため、舌ブラシを舌の奥に優しく当て、手前に向かって3〜4回程度軽く掻き出すように動かしましょう。また一日1回を目安に行いましょう。
口臭を気にし過ぎるストレスから、全身の健康に悪い影響を与えることもあります。歯や舌の清掃を行っても口臭が気になる人は一度ご相談くださいね♪
ホワイトニングとは?
2023年8月19日
「ホワイトニング」は、歯を削らずに漂白剤で化学的に白くすることを言います。
ホワイトニングには適応症と非適応症があります。なのですべての方、すべての歯が白くなるわけではありません(>_<)
歯の変色には様々な原因がありますが、茶渋やタバコのタールなど外来色素が表面に沈着した場合には、プロによる歯面研磨だけで歯本来の色を取り戻すことが出来ます。
歳を重ねるとともに生じる歯の黄ばみは漂白の適応症です。
ホワイトニングとは別の方法になりますが前歯の表面を少し削って薄いセラミックを張り付ける方法もあります。金属製の詰め物や被せ物は漂白で白くすることは出来ませんので歯と同じ色の材料に置き換えます。
自分の歯や口の中を状態を知っておくことも大事ですね!また、妊娠中や授乳中の女性は、胎児や乳児への漂白剤の影響が確認されておりませんので、その時期は避けた方が良いです。
今回は漂白法の中でも神経が生きてる歯のホワイトニング法の二つをお話します!
①オフィスホワイトニング
歯医者の診療室内で行われる漂白法で、過酸化水素を含む漂白剤のペーストを歯面に塗って光線を照射します。 1回の所要時間は約1時間程度で、通常3~6回の通院が必要です。歯がしみるという知覚過敏を生じることがありますが、通常一時的なものが多いです。しかし強く出てしまった場合は適切な処置で治ります。オフィスホワイトニングは短時間で白くする処置ですので、漂白効果・後戻りともに個人差が大きいのが特徴です。
②ホームホワイトニング
お家でご自身でトレーを使ってホワイトニングする方法です。漂白剤は10%過酸化尿素ゲルを使用します。これを歯型をとって個人に合わせて作られた漂白専用のマウスピースの内面に入れて歯に被せて漂白します。一日2時間のトレー装着を2週間続けるのが基本です。
効果の予知性が高く、作用がマイルドで透明感のある自然な白さが得られます。また、オフィスホワイトニングに比べると後戻りも少ないのが特徴です。
こちらも知覚過敏を生じることがありますが一時的なものが多く、大きな問題になることはありません。
ホワイトニング後の注意点としては、歯の表面を保護している皮膜が除去され、歯の表面がむき出しの状態になります。
酸性の強い飲み物(グレープフルーツ、レモン、オレンジなど)に接触すると歯の表面が溶けやすいので注意が必要です。また、この時期は、歯の表面に色素も沈着しやすいので、色の濃い飲食物(カレーライス、赤ワインなど)や喫煙を控えることが漂白効果を高めることにつながりますので1日〜2日は控えましょう!歯の表面に唾液が触れることによって徐々に皮膜が再生されていきますよ。
歯が白く美しくなると笑顔も魅力的になり自信を持てるようになります!
また日常のセルフケアに対するモチベーションが高くなりますよね☆歯の白さと健康を保つためには、しっかりとしたセルフケアと定期的に歯科医院でメインテナンスを受けることが重要です!
ホワイトニングにご興味ある方はスタッフまでお声がけくださいね☆お口の中と合わせてご説明致します(^^)
フレイルとは!?
2023年8月12日
フレイルご存じですか?
フレイルという言葉を最近よく耳にします。フレイルとは簡単に言うと健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味します。多くの方は、フレイルを経て要介護状態へ進みますが、高齢者においては特にフレイルが発症しやすいことがわかっています。そのためフレイルに早く気付き、早く治療や予防をすることが大切です。
フレイルのなかでも口のフレイル、オーラルフレイルについてお話しますね☆
オーラルフレイルとは、噛んだり、飲み込んだり、話したりするための口腔機能が衰えることを指し早期に出る老化のサインとされています。症状は、滑舌低下、食べこぼし、むせ、かめない食品が増える、口の乾燥等があります。
ほんの些細な症状のためわかりにくいのですが、噛む力や舌の動きの悪化が食生活に支障をきたしたり、全身的なフレイル進行の前兆となります。
このオーラルフレイルを予防するための対策として口腔体操というものがあります!
目的は5つありますので目的と効果的な体操も一緒にご紹介しますね☆
❶お口、舌の動きをスムーズにする
そのために効果的なのはお口周りや舌の筋力をアップすることです。お口の機能が高まり、唾液がよく出ると食べ物を飲み込みやすくなります。
☆口の体操☆
①口をすぼめて”うー”の口をする
②”いー”と横に動かす
☆ほほの体操☆
①大さじ1くらいの水を口に含みほほを膨らませたりすぼめたりという動作を繰り返す。
☆パタカラ体操☆
①「パ」…唇をはじくように
②「タ」…舌先を上の前歯の裏につけるように
③「カ」…舌の奥を上顎の奥につけるように
④「ラ」…舌をまるめるように
各発音 8回を2セットすると効果的です!
☆唾液腺マッサージ☆
唾液が出る穴がある大きな唾液腺が3つあります。耳下腺、顎下腺、舌下腺というものです。
その唾液腺をマッサージすることで唾液がスムーズに出やすくなります。
①耳下腺マッサージ
指数本を耳の前(上の奥歯あたり)に当て、10回ほど円を描くようにマッサージしていく。
②顎下腺マッサージ
顎のラインの内側のくぼみ部分3~4か所を順に押していく。目安は各ポイントを5回ほど。
③舌下腺マッサージ
顎の中心あたりの柔らかい部分に両手の親指を揃えて当て、10回ほど上方向にゆっくり押し当てる。
❷飲み込む力をつける
食事中の「むせ」を防ぐなどの症状改善につながります。
☆ベロだしごっくん体操☆
ベロを少し出したまま、口を閉じて唾を飲み込む。
☆口を開ける関連☆
①ゆっくり大きく口を開け10秒間保持する。
②しっかり口を閉じて10秒間休憩する。
❸噛む力をつける
食べこぼしや食べ物が鼻に流れ込むのを防ぎます。
☆咀嚼訓練☆
ガムを噛むことにより噛むために必要な筋肉を鍛えることができます。
1日朝と夜の2回、2分間はリズムを決めて、3分間は自由に、計5分間ガムを噛む。
①唇を閉じて、しっかりと噛む。
②ガムは1か所で噛まず、左右両側で均等に噛む。
③姿勢を正して噛む。
❹滑舌をよくする
口の動きをよくすることで、はっきりとした発音につながり、表情が豊かになります。
☆早口言葉☆
① なまむぎ なまごめ なまたまご
② 隣の客はよく柿食う客だ
など、いろいろな早口言葉を練習してみてくださいね!
*口を大きく動かしながら3回練習しましょう。
❺舌を鍛える
誤嚥やむせるなどの症状改善に効果があります。
☆舌トレーニング☆
①舌で下の顎の先を触るつもりで伸ばす。
②舌で鼻のあたまを触るつもりで伸ばす。
③舌を左右に伸ばす。
④お口の周りをぐるりと舌を動かす。
これを繰り返してみましょう!
ご紹介したものは一例になりますので、他にもたくさん方法はあります♪ぜひ訓練を行ってフレイルを予防しましょう!
妊娠中はむし歯にかかりやすい!?
2023年8月5日
妊娠中は妊娠中は赤ちゃんにカルシウムを取られるからむし歯にかかりやすい??
このお話を聞いたことのある人は多いかもしれませんが、これは事実とは違います!一度作られたカルシウムなどの成分が、母親の歯から溶け出ていく…なんてことはありませんのでその心配はありません⭐︎
しかし、赤ちゃんの骨や歯の元とも言うべきものが作られる時期であり、食べたカルシウムは胎盤経由で赤ちゃんに届けられるため、妊娠中もバランスのとれた食事を心がけ、良質なタンパク質やカルシウムを十分とったほうがいいですね!
また、つわりの影響で歯磨きがおろそかになったり、食べ物の嗜好が変化することでむし歯が急に悪化することなどがあります!
他にも妊娠中はホルモンバランスの変化などにより【妊娠性歯肉炎】という歯茎の炎症や【妊娠性エプーリス】という歯茎にできものができることがあります。
なので妊娠中の歯磨きは、一日のうちで体調のよい時間にリラックスして行いましょう。
歯磨きの時は、下の方を向いて前かがみの体勢でハブラシを舌に当てないようにすると嘔吐感を避けやすいです。ハブラシは小刻みに動かしましょう。ハブラシはヘッドが小さいものがおすすめです⭐︎
どうしてもきつい時にはうがいをするだけでも違います。つらい時期ですが出来る時を意識してみてくださいね(^^)
また歯周病は早産のリスクを高めることもわかっています。
早産とは妊娠37週より前の出産です。他にも出生体重が2,500g未満の低体重児出産のリスクが通常の7倍まで増大するというデータもあります。
歯周病がただちに早産や低体重児出産を引き起こすわけではありませんが、安全な出産を迎えるためにも、歯周病の治療をきちんと受けてリスクを減らしましょう!
そのために妊婦検診というものがあります。
妊娠中も何かとリスクがあり体調が優れなかったり、歯科にかかる時間が取れなかったり…とありますが、ぜひ検診を受けて早期発見早期治療にとりかかって欲しいです。
妊娠中に歯科検診を受けるベストな時期は「安定期」と呼ばれる妊娠16週から27週までの間です。この時期であれば、仮にむし歯や歯周病がみつかっても通常時と同じ治療を受けることができます。
「検診や治療は出産後に」とお考えの方もいらっしゃいますが、出産後は子育てにおわれてかえって通院する時間が取れなくなりますので、適切な時期に一度歯科検診を受けるといいですね⭐︎
出産時にもかなり力がかかるため食いしばりをする方も少なくないようです。
以前も記述していたとおり、歯は力にとても弱いです。
食いしばりの力から歯にヒビが入ったり、欠けてしまったりすることもあります。
避けることは難しいですが、知っておくことで意識して歯を守ることができるのではないでしょうか!
日頃から意識して食いしばりを予防し健康な歯を保ちたいですね!
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