お知らせBlog
全ての皆様へご覧いただきたいです!
2022年11月24日
当院の目指すところは…
いつも当ブログを拝見いただき、誠にありがとうございます!
このブログは、より多くの方々に歯科について興味を持っていただく、あるいは歯科の知識を増やしていただきたいと思い投稿しています^_^
そして今回は少し視点を変えて、当院の目指すところについてお話をさせていただきたいと思います!
まずはじめに前提として、
『虫歯と歯周病は、おそらくなくならない』と思います!!
すごくすごく簡単にいうと、
唾液がある→歯石がつく→歯周病の始まり
唾液がない→口が渇く→虫歯の始まり
つまりどちらにせよ、虫歯と歯周病は人生において、『切っても切れない縁』だということです^_^;
(このブログを拝見していただいている歯科医師の先生には、疑問を持たれた方もいらっしゃると思いますので、念のため補足で付け加えておきます!
『歯が1本もない方は、当然虫歯と歯周病の縁はありません』)
さて、この前提を踏まえて当院の目指すべき方向ですが、
虫歯と歯周病がなくならないのであれば、それを悪化させないように予防すれば良い!
つまり、
『予防歯科の徹底』が目指すべき方向です!!
では一口に予防歯科といっても何をするのでしょうか?
歯科医師の先生の考え方によって少し違いがあると思いますが、
私の考えとしては、
『虫歯の早期発見と長期観察』です!
以前は、虫歯があればすぐに処置をしていましたが、残念ながら一度処置をされた歯は75%以上の確率で再治療になるという見解があります。
つまり一度治療をしてしまった歯は、その歯を失うまで何回も何回も再治療になるということです。。。
そこでいろいろ研究をし、論文を探した結果、【虫歯は長期観察する方が、その歯の一生の寿命は10年以上長くなる】ということがわかりました☆
そのため、私は虫歯を見つけても定期的に管理をしていく道を選んでいます!
ここでお気づきかもしれませんが、そのために当院では1ヵ月〜3ヶ月以内のメンテナンスを推奨しています。
もちろん虫歯があれば患者さんにはお伝えをし、メンテナンスの時に虫歯が大きくなっていれば処置をする事は伝えております!
また特に乳歯の場合ですが、
どうせ生え変わるから治療してもしなくてもどっちでもいい、とか、
黒くて見た目が悪いので処置をしてほしい、
とか言われることもあります。
ここでパパやママにとってはチクリとさせることかもしれませんが、一応お伝えしておきます^_^;
子供の歯が黒くなっていたり、穴が空いていると早く治療してほしいと思うのが親の気持ちだと思います。
もちろん痛みがあれば治療しないといけません。ただし、そうでなければそのまま経過観察をするのも、決して悪いことだとは思いません。
何故かというと、
歯医者に行って無理矢理治療をさせられたら当然子供は嫌がりますし、その結果、歯医者嫌いになる可能性は十分にあります。
そうなれば痛みがあっても親に言わず我慢することを覚えます。そしてそのまま歯医者嫌いへと育ってしまう可能性が高くなります。
そうならないために小さいうちから歯科のことを好きになっていただく必要があると思います!!
そのためにはまず治療というより、
・なぜ虫歯になってしまったのか?
・今後この虫歯が広がらないためにはどうすれば良いのか?
・歯医者では何をするのか?
に重点をおくべきだと思います!!
また虫歯や歯周病菌は家族内感染を起こしますので子供の虫歯治療をするのであれば、一緒に保護者の方の虫歯治療も徹底する必要がありますね☆
そこで当院は12月1日より特に小児に力を入れていけるよう、方向性を大きく変えることが決まっています^_^
ですので、これをきっかけに今一度、歯について興味を持っていただけると幸いです☆
今回のブログはすごく長くなってしまいましたが、少しはご理解いただけたのではないでしょうか?
それではまた次回のブログをお楽しみに(^^)
歯科治療の実態!!
2022年11月19日
突然ですが、あなたは歯科治療について、次のような疑問を持たれたことはありませんか?
- 一度治した歯が、なぜまた痛くなるの?
- ちゃんとハミガキをしているのになぜまた再治療になるの?
- 神経を抜いた歯が割れて抜歯しなくてはならなくなった、なぜ?
- 神経を抜いた歯に膿が溜まって腫れた、なぜ?
- 結局、虫歯になると治らないものなの?
神経を抜かれた歯が繰り返し悪くなる“負のサイクル(悪循環治療)”とは
世間ではあまり知られていないようですが、歯の神経にはたくさんの働きがあります。
- 歯が割れるのを防いでくれる
- 歯の中で膿が溜まるのを防いでくれる
- 虫歯の進行を遅らせてくれる
- 歯に起こった変化を知らせてくれる
安易に神経を抜いてしまうと、これらの働きがすべて失われ、再治療や抜歯になることが度々あります。
神経を抜いてしまうと、歯の寿命は約15年も短くなります。
また、20~25年後には抜歯になるというデータも出ています。
20歳で神経を抜くと40歳代には抜歯になる計算になります。
実はこの神経を抜く処置こそが負のサイクル(悪循環治療)の入り口となっているのです。
負のサイクル(悪循環治療)
神経を抜く
↓
神経を抜いた歯が弱くなる(歯が割れる、膿が溜まる、また虫歯になる)
↓
度重なる治療により修復できなくなる。(抜歯)
↓ ↑
周りの歯に負担がかかる。(虫歯や歯周病などのリスクが高まる)
この流れを断ち切ることこそ、「なるべく神経を抜かない虫歯治療」にこだわったきっかけです
また、虫歯の再発を予防する方法についてまとめます。
1. なぜ二次虫歯は起こるのか :詰め物や被せ物に隙間が生じることで、細菌が入り込んで虫歯が再発する
2. 二次虫歯は初めての虫歯よりも予防しにくい :治療した歯は脆く、細菌に感染しやすいため
3. 二次虫歯の予防方法 :セラミックにする、最初の虫歯治療の時点で歯科医院選びにこだわる
4. 二次虫歯は歯を失う原因になる :治療のたびに歯を削ることで少しずつ歯が失われていく
これら4つのことから、虫歯の再発を予防する方法について分かります。以前に新聞でも記事になっていたことがありますが、近年虫歯は減少傾向にあります。これはフッ素配合の歯磨き粉の普及などが主な理由となっています。
しかし二次虫歯においては減少傾向ではなく、最初の虫歯が減少していることでむしろ虫歯の割合としては高くなっています。このため、セラミックや定期検診などによって確実に予防するようにしなければなりません。
【むし歯の成り立ち】必読!!
2022年11月11日
むし歯は、“虫歯”ではありません。
むし歯になりやすいところ
歯ブラシの毛先がとどきにくいところに注意!
むし歯のすすみ方
初期むし歯は、むし歯になる一歩手前。
むし歯になりやすいおやつ
“だらだら食べ”は、歯の大敵!
※花王株式会社参照
【歯石がつきやすい人必読】
2022年11月7日
そもそも歯石とは?
【プラークが石灰化して硬くなったもの。歯科医院で定期的に除去することが必要不可欠】
不十分な歯磨きのため、プラーク(歯垢)が長期間、歯の表面についているとき、唾液に含まれるカルシウムやリン酸がプラークに沈着して、石のように硬くなったものが歯石です。
※プラークは、およそ2週間で歯石となります。
歯石そのものは、むし歯を引き起こしませんが、歯石の表面がざらざらしているので、そこに細菌が増殖し『歯周病』を引き起こします。
歯石の除去には、そのもととなるプラークをつかなくするための毎日のブラッシングが肝心ですが、少しでも取り残すとそこから増えますので、正しい歯磨きでプラークを完全にとることとが必要です。
お口の中から、100%完全にプラークをなくすことは困難で、数か月程度でたいていの方には歯石が沈着してきますので、歯医者で定期的に歯石除去(スケーリング)をすることが効果的です。
また歯垢は『食べカス』ではなく、『むし歯菌や歯周病菌の塊』で、1gの歯垢の中には約1000億個以上の菌がいるといわれています。
歯垢を取り除くには、『歯ブラシやフロス』などを使ったケアが必要です。歯垢(むし歯菌や多糖類) を選択的に吸着して除去する成分を配合した歯みがき剤を使用することもおすすめします。
【まとめ】
歯石は歯磨き不足が原因で、歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシの使用が必須となります!
また歯周病予防のケアグッズの使用もオススメです☆
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