ブログ|熊本市東区で歯科・歯医者をお探しの方は【くらた歯科クリニック】まで

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木曜日に振替えて診療いたします。

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お知らせBlog

採用説明会、初開催!!

2023年12月4日

R6.1/14(日)に当院では初となる

『採用説明会』を開催することとなりました(^^)

今まで多くの方にご応募いただき、

書類選考→面接→採用という流れを踏んで参りましたが、

途中で辞退されるケースもございました。

おそらく当院の求めている人材と、ご本人の相違があったからだと思います!

 

そこで、相違がないように今回より説明会を実施し、

①当院の事をよく知っていただき、

②求めている人材像を明確にし、

③お互い相違のない状況

 

を提供することで、

よりよい求人採用ができると確信しております⭐︎

 

来年より事業拡大も予定しておりますので、

ご興味のあられる方は友人、知人をお誘いの上、ぜひ奮ってご参加ください^_^

 

インプラントについて!

2023年9月2日

インプラントとは、人工の材料や部品を体に入れることの総称です。歯科では、歯を失ったあごの骨に体になじみやすい材料で作られた歯根を埋め込み、それを土台にセラミックなどで作った人工歯を取り付けたものをインプラントといいます。

基本的には三つのパーツからできています。顎骨の中に埋め込まれる部分である歯根部(インプラント体)、インプラント体の上に取り付けられる支台部(アバットメント)、歯の部分に相当する人工歯(上部構造)から構成されています。
インプラント体の材質はチタンを使ったもので、大きさは直径が3~5mm、長さは6~18mmです。土台になる部分の材質はチタン、チタン合金、ジルコニアなど、また人工歯の材質はレジン(プラスチック)、セラミック(陶器)、セラミックとレジンを混ぜたハイブリッドセラミック、金合金などがあります。

 

 

インプラント治療のデメリットとしては
・手術が必要である
・顎骨の骨量や骨質の影響を受ける
・治療期間が長い
・自費診療のため治療費が高額
となるというものがあります。
メリットは
・残っている歯への負担がない
・自分の歯に近い機能がある
・見た目にとても優れ審美性の回復が可能
などがあります。
生活レベルが向上し、利便性や快適性さらには審美性を求める風潮が広まる中で、それらの要望に応えられる治療ではないでしょうか。。

 

 

インプラント治療の一般的な流れをお話しします。

 

①初診
口の中の状態を診査し、顎骨の全体像を大まかに把握するためにエックス線撮影、歯やかみ合わせをみるため口の中の型をとります。

 

②インフォームドコンセント
カンファレンス結果を説明し、患者さんの同意が得ます。

 

③検査・診断と術前処置
口の中のCTを撮影します。CTによりインプラント体を埋め込むのに必要な骨の量が不足していると診断された時には骨移植などを前もって行うことになります。また、歯周病のある人はより詳しい診察、治療する歯やかみ合わせの状態についても診察し、必要に応じて治療を行います。全身状態についても場合によっては検査や主治医に対診します。

 

④治療計画の立案
最終的なインプラント治療の計画をたてます。

 

⑤インフォームドコンセント
全ての準備ができたら、一次手術を中心にインフォームドコンセントを行います。この時に、患者さんが疑問に思ったこと聞きます。

麻酔法、術式、術後の管理、術後の経過、合併症など手術に関すること。
上部構造の種類、上部構造を装着した時の審美性、発音など上部構造に関すること。
治療の総額、メインテナンス料、トラブルが発生した時の料金、など治療費に関すること。
説明が終わり納得したら、同意書に記入してもらいます。

 

⑥一次手術、次に二次手術を行います。
二次手術前にもインフォームドコンセントを行います。

 

⑦上部構造の製作・装着をします。

 

⑧上部構造を装着したら、メインテナンスの開始です。

 

 

上部構造を装着したらインプラント治療は終わりではありません。インプラントを長く持たせるためには日常の手入れと観察が大切です。
また定期的にかみ合わせやレントゲン撮影をしてインプラント体周囲の骨の状態などを診査します。
ご自身でのブラッシングと歯医者でのメインテナンスが必須となりますのでこれまで以上に入念なお手入れをしていきましょう(^^)
くらた歯科クリニックでもあなたのお口にあったインプラント治療を提案します☆
ぜひ一度相談してくださいね!

口臭について

2023年8月26日

こんにちは(^ ^)
みなさんが気になるお口のトラブルは何でしょうか。一度は気になったことがあるものが口臭ではないでしょうか。

自分の口臭が気になった経験がある人は80.6%に上り、女性85.3%、男性76.2%と男女ともに自分の口臭を気にしていることがわかります!

また年代別でみると、女性は30代、40代が最も高いです。男性は10代が最も高く、その後20代、30代で低下していきます。つまり10代は男女とも口臭を意識し、それ以降女性は年代の上昇とともに気になる度合いが高まるのに対し、逆に男性は気になる度合いが低下し、30代が男女の意識に最も差がある世代であることがわかりました。

また自分の口臭を他人から指摘されたことがある人は約40%に上り、男性の方が女性より多いという結果が得られました。この理由として男性は女性に比べて口臭に対する意識が低いと考えられることや、女性の口臭は他人から指摘しづらいということもあるかもしれません。

 

口臭の原因として歯周病やむし歯、歯の破折、口の中の清掃不良などが考えられます。一般的に口臭の80%以上は口の内に原因があるといわれています。
この臭いの発生源は歯の周りの汚れ(プラーク)と舌表面の汚れの舌苔があることによると考えられています。このため口臭を防ぐ対策として、適切な歯磨きに加えて舌苔を取り除くお口のケアが大事になってきます!
舌苔は薄くついている程度であれば大きな問題ありませんが、厚くついている場合は細菌の温床となり口臭が発生しやすくなります。

舌苔が溜まる主な原因は、
❶口の中が不衛生な状態であること(誤った歯磨き方法、口の中のケア不足など)
❷唾液の分泌量が低下している(加齢・ストレスや緊張による自律神経のバランスの変化・口呼吸・薬の副作用・水分不足など)と二つあります。
まずはしっかりお口のケアをしてみましょう。
唾液の分泌に関して、フレイルの記事でご紹介したお口の体操や、唾液腺マッサージを取り入れてみてください⭐︎

 

また舌苔はうがいで取り除くことができないため、歯ブラシや専用の舌ブラシなどで舌を清掃すると除去できます!

 

やり方は
①舌の奥から手前にブラシを軽い力で動かす。
これのみです!
ポイントとしてはこのときに力を入れすぎると、舌の粘膜や味を感じる味蕾を傷つけてしまうことがあるため、軽くブラッシングすることです。
力が強かったり何度も繰り返して、舌の表面が傷つくと炎症を起こして粘膜が剥がれ落ちたり、細菌のエサが増えて口臭を悪化させたりする場合があるため、舌ブラシを舌の奥に優しく当て、手前に向かって3〜4回程度軽く掻き出すように動かしましょう。また一日1回を目安に行いましょう。

口臭を気にし過ぎるストレスから、全身の健康に悪い影響を与えることもあります。歯や舌の清掃を行っても口臭が気になる人は一度ご相談くださいね♪

ホワイトニングとは?

2023年8月19日

「ホワイトニング」は、歯を削らずに漂白剤で化学的に白くすることを言います。

ホワイトニングには適応症と非適応症があります。なのですべての方、すべての歯が白くなるわけではありません(>_<)
歯の変色には様々な原因がありますが、茶渋やタバコのタールなど外来色素が表面に沈着した場合には、プロによる歯面研磨だけで歯本来の色を取り戻すことが出来ます。
歳を重ねるとともに生じる歯の黄ばみは漂白の適応症です。
ホワイトニングとは別の方法になりますが前歯の表面を少し削って薄いセラミックを張り付ける方法もあります。金属製の詰め物や被せ物は漂白で白くすることは出来ませんので歯と同じ色の材料に置き換えます。
自分の歯や口の中を状態を知っておくことも大事ですね!また、妊娠中や授乳中の女性は、胎児や乳児への漂白剤の影響が確認されておりませんので、その時期は避けた方が良いです。

 

今回は漂白法の中でも神経が生きてる歯のホワイトニング法の二つをお話します!

 

①オフィスホワイトニング
歯医者の診療室内で行われる漂白法で、過酸化水素を含む漂白剤のペーストを歯面に塗って光線を照射します。 1回の所要時間は約1時間程度で、通常3~6回の通院が必要です。歯がしみるという知覚過敏を生じることがありますが、通常一時的なものが多いです。しかし強く出てしまった場合は適切な処置で治ります。オフィスホワイトニングは短時間で白くする処置ですので、漂白効果・後戻りともに個人差が大きいのが特徴です。

②ホームホワイトニング
お家でご自身でトレーを使ってホワイトニングする方法です。漂白剤は10%過酸化尿素ゲルを使用します。これを歯型をとって個人に合わせて作られた漂白専用のマウスピースの内面に入れて歯に被せて漂白します。一日2時間のトレー装着を2週間続けるのが基本です。
効果の予知性が高く、作用がマイルドで透明感のある自然な白さが得られます。また、オフィスホワイトニングに比べると後戻りも少ないのが特徴です。
こちらも知覚過敏を生じることがありますが一時的なものが多く、大きな問題になることはありません。

ホワイトニング後の注意点としては、歯の表面を保護している皮膜が除去され、歯の表面がむき出しの状態になります。
酸性の強い飲み物(グレープフルーツ、レモン、オレンジなど)に接触すると歯の表面が溶けやすいので注意が必要です。また、この時期は、歯の表面に色素も沈着しやすいので、色の濃い飲食物(カレーライス、赤ワインなど)や喫煙を控えることが漂白効果を高めることにつながりますので1日〜2日は控えましょう!歯の表面に唾液が触れることによって徐々に皮膜が再生されていきますよ。

 

歯が白く美しくなると笑顔も魅力的になり自信を持てるようになります!
また日常のセルフケアに対するモチベーションが高くなりますよね☆歯の白さと健康を保つためには、しっかりとしたセルフケアと定期的に歯科医院でメインテナンスを受けることが重要です!
ホワイトニングにご興味ある方はスタッフまでお声がけくださいね☆お口の中と合わせてご説明致します(^^)

フレイルとは!?

2023年8月12日

フレイルご存じですか?

 

フレイルという言葉を最近よく耳にします。フレイルとは簡単に言うと健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味します。多くの方は、フレイルを経て要介護状態へ進みますが、高齢者においては特にフレイルが発症しやすいことがわかっています。そのためフレイルに早く気付き、早く治療や予防をすることが大切です。
フレイルのなかでも口のフレイル、オーラルフレイルについてお話しますね☆

 

オーラルフレイルとは、噛んだり、飲み込んだり、話したりするための口腔機能が衰えることを指し早期に出る老化のサインとされています。症状は、滑舌低下、食べこぼし、むせ、かめない食品が増える、口の乾燥等があります。
ほんの些細な症状のためわかりにくいのですが、噛む力や舌の動きの悪化が食生活に支障をきたしたり、全身的なフレイル進行の前兆となります。
このオーラルフレイルを予防するための対策として口腔体操というものがあります!
目的は5つありますので目的と効果的な体操も一緒にご紹介しますね☆

 

❶お口、舌の動きをスムーズにする
そのために効果的なのはお口周りや舌の筋力をアップすることです。お口の機能が高まり、唾液がよく出ると食べ物を飲み込みやすくなります。

 

☆口の体操☆
①口をすぼめて”うー”の口をする
②”いー”と横に動かす

☆ほほの体操☆
①大さじ1くらいの水を口に含みほほを膨らませたりすぼめたりという動作を繰り返す。

☆パタカラ体操☆
①「パ」…唇をはじくように
②「タ」…舌先を上の前歯の裏につけるように
③「カ」…舌の奥を上顎の奥につけるように
④「ラ」…舌をまるめるように
各発音 8回を2セットすると効果的です!

☆唾液腺マッサージ☆
唾液が出る穴がある大きな唾液腺が3つあります。耳下腺、顎下腺、舌下腺というものです。
その唾液腺をマッサージすることで唾液がスムーズに出やすくなります。
①耳下腺マッサージ
指数本を耳の前(上の奥歯あたり)に当て、10回ほど円を描くようにマッサージしていく。
②顎下腺マッサージ
顎のラインの内側のくぼみ部分3~4か所を順に押していく。目安は各ポイントを5回ほど。
③舌下腺マッサージ
顎の中心あたりの柔らかい部分に両手の親指を揃えて当て、10回ほど上方向にゆっくり押し当てる。

 

❷飲み込む力をつける
食事中の「むせ」を防ぐなどの症状改善につながります。
☆ベロだしごっくん体操☆
ベロを少し出したまま、口を閉じて唾を飲み込む。

☆口を開ける関連☆
①ゆっくり大きく口を開け10秒間保持する。
②しっかり口を閉じて10秒間休憩する。

 

❸噛む力をつける
食べこぼしや食べ物が鼻に流れ込むのを防ぎます。
☆咀嚼訓練☆
ガムを噛むことにより噛むために必要な筋肉を鍛えることができます。
1日朝と夜の2回、2分間はリズムを決めて、3分間は自由に、計5分間ガムを噛む。
①唇を閉じて、しっかりと噛む。
②ガムは1か所で噛まず、左右両側で均等に噛む。
③姿勢を正して噛む。

 

❹滑舌をよくする
口の動きをよくすることで、はっきりとした発音につながり、表情が豊かになります。

 

☆早口言葉☆
① なまむぎ なまごめ なまたまご
② 隣の客はよく柿食う客だ
など、いろいろな早口言葉を練習してみてくださいね!
*口を大きく動かしながら3回練習しましょう。

 

❺舌を鍛える
誤嚥やむせるなどの症状改善に効果があります。
☆舌トレーニング☆
①舌で下の顎の先を触るつもりで伸ばす。
②舌で鼻のあたまを触るつもりで伸ばす。
③舌を左右に伸ばす。
④お口の周りをぐるりと舌を動かす。
これを繰り返してみましょう!

ご紹介したものは一例になりますので、他にもたくさん方法はあります♪ぜひ訓練を行ってフレイルを予防しましょう!

妊娠中はむし歯にかかりやすい!?

2023年8月5日

妊娠中は妊娠中は赤ちゃんにカルシウムを取られるからむし歯にかかりやすい??

このお話を聞いたことのある人は多いかもしれませんが、これは事実とは違います!一度作られたカルシウムなどの成分が、母親の歯から溶け出ていく…なんてことはありませんのでその心配はありません⭐︎
しかし、赤ちゃんの骨や歯の元とも言うべきものが作られる時期であり、食べたカルシウムは胎盤経由で赤ちゃんに届けられるため、妊娠中もバランスのとれた食事を心がけ、良質なタンパク質やカルシウムを十分とったほうがいいですね!

また、つわりの影響で歯磨きがおろそかになったり、食べ物の嗜好が変化することでむし歯が急に悪化することなどがあります!
他にも妊娠中はホルモンバランスの変化などにより【妊娠性歯肉炎】という歯茎の炎症や【妊娠性エプーリス】という歯茎にできものができることがあります。
なので妊娠中の歯磨きは、一日のうちで体調のよい時間にリラックスして行いましょう。
歯磨きの時は、下の方を向いて前かがみの体勢でハブラシを舌に当てないようにすると嘔吐感を避けやすいです。ハブラシは小刻みに動かしましょう。ハブラシはヘッドが小さいものがおすすめです⭐︎
どうしてもきつい時にはうがいをするだけでも違います。つらい時期ですが出来る時を意識してみてくださいね(^^)

また歯周病は早産のリスクを高めることもわかっています。
早産とは妊娠37週より前の出産です。他にも出生体重が2,500g未満の低体重児出産のリスクが通常の7倍まで増大するというデータもあります。
歯周病がただちに早産や低体重児出産を引き起こすわけではありませんが、安全な出産を迎えるためにも、歯周病の治療をきちんと受けてリスクを減らしましょう!

そのために妊婦検診というものがあります。
妊娠中も何かとリスクがあり体調が優れなかったり、歯科にかかる時間が取れなかったり…とありますが、ぜひ検診を受けて早期発見早期治療にとりかかって欲しいです。
妊娠中に歯科検診を受けるベストな時期は「安定期」と呼ばれる妊娠16週から27週までの間です。この時期であれば、仮にむし歯や歯周病がみつかっても通常時と同じ治療を受けることができます。
「検診や治療は出産後に」とお考えの方もいらっしゃいますが、出産後は子育てにおわれてかえって通院する時間が取れなくなりますので、適切な時期に一度歯科検診を受けるといいですね⭐︎

出産時にもかなり力がかかるため食いしばりをする方も少なくないようです。
以前も記述していたとおり、歯は力にとても弱いです。
食いしばりの力から歯にヒビが入ったり、欠けてしまったりすることもあります。
避けることは難しいですが、知っておくことで意識して歯を守ることができるのではないでしょうか!
日頃から意識して食いしばりを予防し健康な歯を保ちたいですね!

熊本県はむし歯が多い!?

2023年7月29日

熊本はむし歯が多い!?

 

こんにちは!
本日はデータから見る歯科ということで、興味深いものがあったのでお話しします。

最近は予防歯科が充実してきていますが、厚生労働省の調査によると1歳6ヶ月の歯科検診でむし歯がある子供の割合が1.76%と熊本県が全国でワースト1位だったということです。全国平均は0.99%なので大きく上回っていることがわかります。

また3歳児のむし歯有病者率も、全国平均の11・90%に対して県内は18・91%。こちらはワースト3位だったとのことです。
これはとてもショッキングな数字ですね(>_<)

 

熊本県内でも、1歳6カ月のむし歯有病者率が0%という市町村は14ありますが、26市町村が全国平均よりも虫歯有病者率が高く、特に熊本市は2・26%と全国の政令市でワースト1とのことです。

原因はなんでしょうか…
やはりおかしの食べすぎや、親の仕上げ磨きの不足などもあるかと思います。
しかし、意識の低さというものがあるのかもしれませんね。

 

むし歯が1人当たり0.3本の新潟県では、1970年以降、フッ素を使ったうがいを学校で始めています。また法律で口腔内のチェックが義務付けられた1歳6カ月よりも前に「歯科検診」を独自に設け、希望者へのフッ素塗布を取り入れていたり、保育所や学校での歯科検診の際に、「虫歯になる可能性がある歯」を見つけ、予防的に歯科医院に行くようにすすめる紙を渡しているということです。他にも、全国初の歯に関する条例「歯科保健推進条例」を制定し、歯に対する知識の啓発運動を行なっているということです。

 

熊本県でも阿蘇市の旧波野村地域で、フッ化物洗口が平成7年から保育所で、平成9年からは小中学校で開始され、その結果永久歯の一人平均むし歯数が小学生で2.47本が0.85本に中学生で4.34本が1.38本に減りました。

また平成 26 年度末のフッ化物洗口実施率(熊本市を除く) は、保育所・幼稚園が 69.9%、 小中学校が 70.5%となっており、多くの学校などで実施されています。

 

他にも、熊本市でも去年より口腔保健センターを設置し、歯科に関する知識の普及啓発を進めています!

①妊婦歯科検診の受診勧告の強化
妊婦歯科検診の受診率の向上させ、早い段階で歯科への意識を向けます。

②妊娠期からの保健指導の充実
こどものむし歯予防に関する意識の向上を狙います。

③リーフレットの配布先、設置場所の拡充
幅広い世代への歯科保健情報の提供をします。

④歯科検診とフッ化物塗布の充実
永久歯までの切れ目ない検診とフッ化物塗布を目標とします。

⑤フッ化物洗口の実施に向けたアプローチ
フッ化物洗口の勧奨強化を計ります。
この取り組みを中心に行っていくとのことです。

 

それに伴い今年度より、始まった取り組みがあります!むし歯菌に感染しやすい1~3歳児を対象に、予防に有効なフッ素を継続して塗布してもらうための無料クーポン券が始まりました⭐︎
くらた歯科でも使えますので、検診とフッ素塗布の来院お待ちしてます♪
フッ素を活用してご家族みんなでむし歯を予防しましょう!

【セレックシステム導入】しました!

2023年7月22日

こんにちは!
本日は少し角度を変えて歯科の機械についてご紹介したいと思います。

 

セレックシステムという聞きなれない方が多いと思いますが、すばらしい機械なのでご紹介します♪
セレックシステムとはドイツ製のコンピューターシステムによって歯の修復設計、製作するCAD/CAMシステムです。

 

歯医者と聞くと、音や匂い、痛みなどが連想され苦手な方も少なくないかと思います。その中の一つに型取りというのもあるかもしれません(>_<)
むし歯など、治療して最終的に補綴物と言われる被せ物を作る際、必須となるのが型取りです。
寒天など海藻から作られているもの、シリコンで作られてるものなどありますが、粘着質な材料が口の中で固まるのを待ち、それを取り出して、石膏を流し被せ物を作っていきます。
数分口の中で固まるのを待たねばいけないため、苦手な方が多いのも頷けますね。

 

セレックシステムでは、この型取りをせずに口の中を3D光学カメラでスキャンし、モニター上で口の中を再現します。
そのデータを元に歯を設計し、セラミックブロックを削ります。
コンピューターを使って削りますので精度に優れた被せ物ができるということです♪

簡単にセレックの良いところをまとめてみます。

 

①短時間で治療が可能
被せ物の作製を依頼しなくていいので最短翌日に被せ物が入ることが可能です!

 

② 精度が高い
コンピューター管理のもと精度が高いものができます。その為、歪みも少ないです。また歯とセラミックを接着剤で固定するため歯とセラミックの隙間がないことでむし歯のリスクも減らすことができます。

 

③強度がある
ブロック状のものを削りだすため、従来のものより倍近い強度があります。

 

④金属を使用しない
金属アレルギーがある方も安心して装着することができます。

 

⑤変色が少ない
保険治療で使われる材料である白いプラスチックに比べて色が変わりにくいです。

 

⑥低価格
従来は歯科技工士さんに作製を依頼していましたが、院内のコンピューターで作製することで費用を抑えることができます。

 

⑦ 清潔に保てる
歯垢がつきにくい材質です。ご自身の歯と同じように磨いていただければ清潔を保てます!

では反対に気になる点もみてみましょう。

①強い力で割れる可能性
他の被せ物でも言えますが、強い力が加わると割れることもあります。

 

②適応できない症例もあります
ブリッジなど口の状態によっては適応でないものもあります。

 

③歯の削る量が若干多い
土台の歯の削る量は被せ物によって若干の差があります。

 

すべてお口の状態によって、当てはまるまたは当てはまらない方もいらっしゃいますので確認されてみてくださいね!

 

セレックシステムを使った治療だけに限りませんが、被せ物をいい状態で長く使うためには治療後のケアが大切です!毎日の丁寧な歯磨きなどのセルフケア、また定期的に歯医者に通いチェックしてもらうプロケアも大事になってきます!前回予防歯科について書いてますので、ぜひご一読くださいね⭐︎

 

今後選択肢としてますます増えてくるであろうセレックシステム!くらた歯科クリニックでも導入済みです!ご興味のある方、適応であるのか治療完了までの期間など気になる方はスタッフまでお問い合わせください♪

予防歯科の重要性!

2023年7月15日

こんにちは(^^)
本日は予防歯科の重要性についてお話ししていきます!

 

予防歯科という言葉をご存知ですか?

最近よく耳にされる方もいらっしゃるかと思います!

 

予防歯科というのはむし歯や歯周病など、治療が必要になる状態の前に歯医者で定期的に管理をして予防を大切にしていくことです☆
歯とお口の健康を守るためにも、歯医者でのプロフェッショナルケアと歯科医、歯科衛生士からの指導に基づきご自身で行うセルフケアを実践し、毎日のセルフケアを充実させお口の健康を保っていきましょう☆

 

【予防歯科のメリット】

①歯の維持
予防歯科を大事にする上でもっともいいことは歯を削らずに済むということです。
歯は削ってしまうともう元に戻ることがありません。歯科治療も技術が進み、より良い医療になっていますが、元々ある歯にかなうものはありません!一度治療した歯が、数年後にまたむし歯になってしまった…というのは多くの方にご経験があるのではないでしょうか。

 

②むし歯、歯周病の早期発見・予防
痛くなってから治療に入るとどうしても痛みがつきます。定期的に歯医者に通うことで痛む前にむし歯を発見できたり、歯周病の初期段階で治療に入ることができ、そのため歯科治療の痛みに苦しむことも減ります。

 

③清潔なお口の維持
歯垢(プラーク)は歯ブラシで除去することができますが歯石は除去することができません。そのため歯医者での歯石除去が必須です。また歯の表面には目に見えないバイオフィルム(細菌が形成したヌルヌルとした膜)というものが付着しています。クリーニングでバイオフィルムを落とすことで汚れが付きにくくなるというメリットもあります。

 

④全身の病気予防
特に歯周病は様々な全身の病気と関連していることが報告されています。
代表的なものは糖尿病です。糖尿病による免疫機能の低下から感染しやすい状態になることで歯周病の炎症が進み歯周病が悪化します。また糖尿病の患者さんに歯周病の治療を行うと血糖の値が改善されることがわかっています。
また高齢者に多い誤嚥性肺炎もお口のケアをすることでリスクを減らすことができます。
また歯周病は、心疾患や慢性腎臓病、呼吸器疾患、骨粗鬆症、関節リウマチ、悪性新生物(がん)、早産・低体重児出産など、さまざまな全身疾患と関連していることが報告されています。

 

口の中の細菌の数をできるだけ減少させ、常に清潔なお口の環境を整えることがとても重要になってきます。
関連が確実でないものもありますが、口腔の健康を維持することは、全身の健康維持にとても重要ですね!

予防歯科ではお口の清潔の維持が鍵になってきます!

 

そのため、歯科医院で行うプロケアとご自身で行うセルフケアが大事なポイントとなります。プロケアでは何をするのか、またセルフケアのポイントもお伝えします!

 

【プロフェッショナルケア】

 

①歯周病検査
歯周病の検査はプローブと呼ばれる器具を使って歯と歯ぐきの境目の溝の深さ(歯周ポケット)を調べていきます。
健康な歯ぐきのであれば歯周ポケットは1〜3㎜であり歯周病の歯ぐきであれば4㎜以上となり歯を支えている歯槽骨という骨が吸収され溶けてしまいポケットは深くなります。

 

②歯石除去
歯石は細菌の住み家となるため、専用の器具、機械を使って取り除いていきます。
また歯石は毎日少しずつ残っているプラークが固くなったものなので、定期的に除去する必要があります。

 

③PMTC
専用の機械、機材をつかって歯と歯の間や、歯周ポケットの中などご自身ではケアができないところをクリーニングします。
歯の着色や表面の凹凸をツルツルに磨くので汚れがつきにくくなります♪

 

④ブラッシング指導
お口の状態を確認した上で、磨けてない部位や、磨きにくい部位を患者さんにお伝えし、それぞれにあった道具や磨き方をお伝えします。
歯並びやお口の状態は一人一人違うので、個々にあった磨き方できれいなお口を維持できるといいですね!

 

【セルフケアのポイント】

 

①歯垢(プラーク)を落とす
プラークは歯の表面につく白色または黄白色のネバネバとした付着物です。1mgのプラークの中に細菌が約2〜3億個いると言われています。
このプラークはむし歯、歯周病、口臭の原因となります。ではこのプラークを取り除くにはどうすればいいでしょうか。
食後口をゆすいだから歯磨きしなくて大丈夫と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このプラークはうがいでは取り除くことができません。
しっかり歯ブラシを使って磨くことが大事です。
プラークは唾液の流れが悪い場所で増殖するため、特に奥歯の噛み合わせ、歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目に注意して磨きましょう。
また歯間ブラシを使用するとさらにプラーク除去率が1.5倍もあがります。様々なタイプがあるので使いやすいものを使っていただけるといいですね!

 

②細菌を増やさない
先程記述したとおり、お口の中で細菌が増殖するとプラークがつくられます。その細菌が増える時間帯は唾液の分泌が低下する就寝中に特に菌が増殖します。そのため、就寝前の歯磨きは一層気をつけていただきたいということと、殺菌効果のあるデンタルリンスなどを使用していただくと、とてもいいですね。

 

③フッ素を活用する
フッ素はむし歯予防にとても効果的です。
歯の質を強化することができ、酸によって弱ったエナメル質の修復を促進することができます。
手軽に使用できるフッ素入りハミガキ剤をできるだけ長く口の中に存在させることでフッ素の効果を得ることができます。
そのためにハミガキ剤は適量使用すること、歯磨き後のすすぎを少量の水で短時間で済ませることがポイントになります。

 

くらた歯科クリニックでは定期的な検診をおすすめしています。歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどの指導もしておりますのでわからないことはお気軽にお声掛けください!
一緒にお口の健康を維持していきましょう⭐︎

矯正治療のメリット、デメリット

2023年7月5日

矯正治療のいいところ、また皆さんが気になるところ両方の面から矯正についてお話ししていきます。

♪矯正で得られるいいところ♪
【口元が綺麗になる】
口元にコンプレックスを持ってる人は多いのではないでしょうか。歯並びが綺麗になることで歯並びだけでなく顔の印象も変わります。
人前で口を開けて笑えなかったり、表情に自信がもてなかったりという口元のコンプレックスが解消されると、口元の印象が変わり自然と笑顔になれます!

【咀嚼機能の向上】
噛み合わせが改善されることで、よく噛めるようになります。
また部分的にかかっていた過剰な力がなくなり、全体で噛めることが出来ます。そのため歯や歯ぐきの負担も軽減し、歯が健康に残る可能性が高くなります。自分の歯で一生涯お食事を楽しむことが理想ですね!
その中でも噛むことはとっても大事です!

噛めることで…
①ゆっくりよく噛むことで肥満防止になります。
②消化を助け、食べ過ぎを防ぐことで胃腸の働きを活発にします。
③よく噛むと唾液がたくさん出ます。唾液には食べ物のカスや細菌を洗い流す自浄作用というものがあり、虫歯や歯周病の予防に繋がります。

【虫歯、歯周病のリスクが減る】
歯並びがよくなることで、歯磨きもしやすくなりお手入れがしやすくなります。
また歯医者にいく回数も増えるため、歯磨き指導があることで歯磨きに対する意識も高まり、フロスや歯間ブラシなど口の中のケア習慣が身につきます。
【発音が明瞭になる】
舌が動かしやすくなり発音がわかりやすくなります。また滑舌もよくなることでコミュニケーションが良好になります!

 

♪ココ気になる!矯正のアレコレ♪
【矯正装置の違和感】
お口の中に装置が入るため、話しにくさなどの違和感が生じます。また、装置やワイヤーがあることで歯磨きがしづらいため、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどを使用したお掃除が重要になります。

【口の中の痛み】
矯正装置により歯茎、舌、頬、唇に擦り傷や、痛みが生じることがあります。
また咬合状態により不快感や、顎関節、周りの筋肉などに痛みが生じたり、歯が移動することに対する痛みが生じることがあります。
痛みは一過性のものが多く、少しずつ落ち着いてきます。また装置を調整することで改善することもあるのでご相談ください!
【歯や歯ぐきにダメージをうける可能性がある】

歯を動かすことで歯の根が短くなる歯根吸収が起こりうることがありますが歯の寿命に影響を与えることはほとんどありません。また歯ぐきが下がり歯が長く見えるような状態が起こることもありますが、見た目に影響を及ぼしたり歯周病にかかりやすくなるなどは少ないケースです。

【期間、費用がかかる】
期間は後戻りをふせぐ装置も含めて個人差はありますが2年から3年かかります。
矯正治療は一般的に歯並びの見た目を整える審美目的が主なため自由診療となり高額となりますが、公的医療機関が適応できるケースや、医療費控除が適用されるケースもあるので、確認されてみてください!

このようにいいところ、気になる点もありますが、会食や対面でのお仕事などが増えてきた今、美しく健康な口元を手に入れてみてはいかがでしょうか。
無料の矯正診断行っています!何か気になることがありましたらお気軽にご相談ください♪

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