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妊娠中はむし歯にかかりやすい!?
2023年8月5日
妊娠中は妊娠中は赤ちゃんにカルシウムを取られるからむし歯にかかりやすい??
このお話を聞いたことのある人は多いかもしれませんが、これは事実とは違います!一度作られたカルシウムなどの成分が、母親の歯から溶け出ていく…なんてことはありませんのでその心配はありません⭐︎
しかし、赤ちゃんの骨や歯の元とも言うべきものが作られる時期であり、食べたカルシウムは胎盤経由で赤ちゃんに届けられるため、妊娠中もバランスのとれた食事を心がけ、良質なタンパク質やカルシウムを十分とったほうがいいですね!
また、つわりの影響で歯磨きがおろそかになったり、食べ物の嗜好が変化することでむし歯が急に悪化することなどがあります!
他にも妊娠中はホルモンバランスの変化などにより【妊娠性歯肉炎】という歯茎の炎症や【妊娠性エプーリス】という歯茎にできものができることがあります。
なので妊娠中の歯磨きは、一日のうちで体調のよい時間にリラックスして行いましょう。
歯磨きの時は、下の方を向いて前かがみの体勢でハブラシを舌に当てないようにすると嘔吐感を避けやすいです。ハブラシは小刻みに動かしましょう。ハブラシはヘッドが小さいものがおすすめです⭐︎
どうしてもきつい時にはうがいをするだけでも違います。つらい時期ですが出来る時を意識してみてくださいね(^^)
また歯周病は早産のリスクを高めることもわかっています。
早産とは妊娠37週より前の出産です。他にも出生体重が2,500g未満の低体重児出産のリスクが通常の7倍まで増大するというデータもあります。
歯周病がただちに早産や低体重児出産を引き起こすわけではありませんが、安全な出産を迎えるためにも、歯周病の治療をきちんと受けてリスクを減らしましょう!
そのために妊婦検診というものがあります。
妊娠中も何かとリスクがあり体調が優れなかったり、歯科にかかる時間が取れなかったり…とありますが、ぜひ検診を受けて早期発見早期治療にとりかかって欲しいです。
妊娠中に歯科検診を受けるベストな時期は「安定期」と呼ばれる妊娠16週から27週までの間です。この時期であれば、仮にむし歯や歯周病がみつかっても通常時と同じ治療を受けることができます。
「検診や治療は出産後に」とお考えの方もいらっしゃいますが、出産後は子育てにおわれてかえって通院する時間が取れなくなりますので、適切な時期に一度歯科検診を受けるといいですね⭐︎
出産時にもかなり力がかかるため食いしばりをする方も少なくないようです。
以前も記述していたとおり、歯は力にとても弱いです。
食いしばりの力から歯にヒビが入ったり、欠けてしまったりすることもあります。
避けることは難しいですが、知っておくことで意識して歯を守ることができるのではないでしょうか!
日頃から意識して食いしばりを予防し健康な歯を保ちたいですね!
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