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インプラントについて!

2023年9月2日

インプラントとは、人工の材料や部品を体に入れることの総称です。歯科では、歯を失ったあごの骨に体になじみやすい材料で作られた歯根を埋め込み、それを土台にセラミックなどで作った人工歯を取り付けたものをインプラントといいます。

基本的には三つのパーツからできています。顎骨の中に埋め込まれる部分である歯根部(インプラント体)、インプラント体の上に取り付けられる支台部(アバットメント)、歯の部分に相当する人工歯(上部構造)から構成されています。
インプラント体の材質はチタンを使ったもので、大きさは直径が3~5mm、長さは6~18mmです。土台になる部分の材質はチタン、チタン合金、ジルコニアなど、また人工歯の材質はレジン(プラスチック)、セラミック(陶器)、セラミックとレジンを混ぜたハイブリッドセラミック、金合金などがあります。

 

 

インプラント治療のデメリットとしては
・手術が必要である
・顎骨の骨量や骨質の影響を受ける
・治療期間が長い
・自費診療のため治療費が高額
となるというものがあります。
メリットは
・残っている歯への負担がない
・自分の歯に近い機能がある
・見た目にとても優れ審美性の回復が可能
などがあります。
生活レベルが向上し、利便性や快適性さらには審美性を求める風潮が広まる中で、それらの要望に応えられる治療ではないでしょうか。。

 

 

インプラント治療の一般的な流れをお話しします。

 

①初診
口の中の状態を診査し、顎骨の全体像を大まかに把握するためにエックス線撮影、歯やかみ合わせをみるため口の中の型をとります。

 

②インフォームドコンセント
カンファレンス結果を説明し、患者さんの同意が得ます。

 

③検査・診断と術前処置
口の中のCTを撮影します。CTによりインプラント体を埋め込むのに必要な骨の量が不足していると診断された時には骨移植などを前もって行うことになります。また、歯周病のある人はより詳しい診察、治療する歯やかみ合わせの状態についても診察し、必要に応じて治療を行います。全身状態についても場合によっては検査や主治医に対診します。

 

④治療計画の立案
最終的なインプラント治療の計画をたてます。

 

⑤インフォームドコンセント
全ての準備ができたら、一次手術を中心にインフォームドコンセントを行います。この時に、患者さんが疑問に思ったこと聞きます。

麻酔法、術式、術後の管理、術後の経過、合併症など手術に関すること。
上部構造の種類、上部構造を装着した時の審美性、発音など上部構造に関すること。
治療の総額、メインテナンス料、トラブルが発生した時の料金、など治療費に関すること。
説明が終わり納得したら、同意書に記入してもらいます。

 

⑥一次手術、次に二次手術を行います。
二次手術前にもインフォームドコンセントを行います。

 

⑦上部構造の製作・装着をします。

 

⑧上部構造を装着したら、メインテナンスの開始です。

 

 

上部構造を装着したらインプラント治療は終わりではありません。インプラントを長く持たせるためには日常の手入れと観察が大切です。
また定期的にかみ合わせやレントゲン撮影をしてインプラント体周囲の骨の状態などを診査します。
ご自身でのブラッシングと歯医者でのメインテナンスが必須となりますのでこれまで以上に入念なお手入れをしていきましょう(^^)
くらた歯科クリニックでもあなたのお口にあったインプラント治療を提案します☆
ぜひ一度相談してくださいね!

 
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