お知らせ│熊本市東区で歯科・歯医者をお探しの方はくらた歯科クリニックまで

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【えっ!?知らなかった!】最近の歯科治療!

2021年9月10日

なんとも興味をそそるタイトルだと思いますが、
まずは結論から!

 

最近の歯科治療は、
『なるべく神経を残す』
『治療より予防』
『詰め物はとれるから守られる』
です☆

 

どういうことかというと、
歯にはもちろん神経が通っており、その神経が痛みや温度感覚などを司っています!
その神経が虫歯で侵されると、激痛が走ります。
その結果今までは、「神経をとって銀歯にしましょう」と歯医者は伝えていました。
しかしこれでは歯の寿命を確実に減らしていきます。

 

そこで私は8年前から、「なるべく神経を残して、少しでも歯の寿命を伸ばしませんか?」と提唱してきました☆
賛否両論あり、かなり叩かれたりもしました。
しかも神経を残しても、
・再発する可能性は当然あります。
・痛みがでることもあります。

 

そんなこんなでやむを得ず神経を取っていました。。。

しかし!!
今ではようやく神経を残す方向へシフトしてきたではありませんか!?
ようやく形になってきました!

 

これで神経を保存する歯科保存認定医の肩書が役に立ってきました(^^)
(ちなみに9年前に取得しました)

 

とはいえ、やはり治療に踏み切る前に予防することが第一選択ですので、
まずは当院へ検診で来院していただき、
現状把握を行い、今後のメンテナンスについて話し合っていきましょうではありませんか^_^

 

また、最後の『詰め物はとれる』ですが、
これは特に小児・乳歯に多いのですが、
この乳歯の詰め物がとれることはよくあることです!
むしろ、とれない方が無理している証拠でもあります☆

よく考えてみてください。

 

例えば段ボールで何かを作ったとしましょう。
その一部が壊れたら、おそらくその部分をガムテープで補強します!
しかし時間が経つとまた同じところが壊れてきませんか?
それはガムテープの粘着が弱ってきたか、その部分に段差があるがために、余計に力がかかりやすくなっているか。。。

 

原因はいくつかありますが、とにかく補修した部分は周りより弱いことは確実です!

 

そこでその部分が壊れないようにするためには、
・ガムテープを余計に貼る
・ガムテープより強力な接着剤を使う
・周りを含めて段ボールを2重にする

などを行うと思います。

 

これが歯だったらどうでしょうか?
詰め物がとれないように、周りの歯を無駄に削っていいでしょうか?
壊れないように、壊れない接着剤を使って、永久歯への交換ができにくくなってもいいでしょうか?

 

取れるには取れる理由があります!
(もちろん虫歯の取り残しや、術者側のミスはいけませんが、)
取れるのは、そこに無理な力が加わっているからです!!
触っているからです!

 

とはいえ、毎回取れるのは申し訳ないですし、それが不満となる部分もあると思いますので、しっかり内容を理解していただきたいと思います☆

 

長くなりましたので、今日はこの辺で(^^)

 
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